2008年05月15日

【山行記録】白笹山~南月山~姥ヶ平

・白笹山~南月山~姥ヶ平
・2008年5月15日
・天候:曇のち晴れ


■コースタイム
①08:15 沼原湿原駐車場

②09:30 白笹山山頂

③10:10 南月山山頂

④10:55 牛ヶ首

⑤11:40 姥ヶ平

⑥11:55 ひようたん池

⑦12:15 沼原・三斗小屋分岐

⑧13:15 沼原・茶臼分岐

⑨13:40 沼原湿原






(出典:国土地理院電子国土ポータルの地図にルートを追記。http://portal.cyberjapan.jp/index.html)
※クリックすると拡大。

久しぶりに晴れたので、茶臼岳の南にある、白笹山と南月山、ならびに沼原湿原と姥ヶ平の2湿原を巡るツアー。

5月下旬~6月ならミネザクラやシロヤシオの群生がみられるコースです。今回はミツバオウレンやショウジョウバカマがいくつか見られました。

(ショウジョウバカマ)


(ミツバオウレン)




朝、少々出遅れました。8:15amに沼原湿原駐車場(地図①)を出発。駐車場に他の車はなく、このルートを行く登山者が少ないことが予想されます。


(登山口)


昼前から天気はよくなるとはいえ、朝はまだ寒く、気温2℃。雨ガッパを防寒着代わりに着てのスタートです。


しばらくは笹深い急坂の樹林帯をひたすら登ります。残雪はほとんどありませんが、昨夜降った雨で地面と笹が濡れています。ところどころ、出発地の沼原が見下ろせます。沼原池が妙に青いのが印象的。



9:30、ふいに白笹山の山頂(地図②)に出ました。とても控えめな山頂で、危うく見過ごしてしまうところでした。休む理由もないので、すぐに南月山へ向かいます。

(白笹山山頂にて)


南月山までの道も相変わらず笹深い道ですが、コメツガやハイマツの木が混じるようになりました。途中、黒尾谷岳、男鹿山塊、那須野原の展望があります。



10:10、またしてもふいに南月山山頂(地図③)に到着。

(南月山山頂にて)

予想通りここまでのルートは登山者が少ないようで、誰とも会いませんでした。

南月山からは茶臼岳が一望できます。いつもと違う角度から見る茶臼岳が新鮮。
また、茶臼岳からなだらかに続く那須高原を一望でき、ああ、やっぱり「高原」なんだと実感できます。

(南月山から茶臼岳を望む)


南月山で小休止の後、日の出平経由で牛ヶ首へ向かいます。ここは展望のよい尾根歩き。晴れていることもあって、とても気持ちよい道です。
日の出平周辺にはミネザクラの群生もありますが、まだ蕾です。

10:55、牛ヶ首(地図④)に到着。ちょうど座るところもあるのでお昼にします。

(牛ヶ首)

牛ヶ首ですが、ロープウェーから歩いてきたと思われるグループがたくさんいます。コッフェルの中をのぞかれて、「あら美味しそう~」と褒められましたが、サッポロ一番の塩ラーメンです。そりゃ美味しいですけど。


そこにヘリコプターの爆音が響いてきました。見上げると、海上自衛隊の救難ヘリです。山なのに。海無し県なのに。

(海上自衛隊救難ヘリコプター UH-60J)


茶臼岳周辺でのヘリ救助には「なんたい」か「おおるり」が出てくると思っていたので、ちょとびっくりです。

海自のヘリはそのまま朝日岳方面へ向かい、しばらく爆音を轟かせていました。



食事も済んだので、姥ヶ平(地図⑤)に向かいます。姥ヶ平へ行くのは始めてて、なんとなく姥捨て山のようなオソロシイ所を想像していたのですが、

(姥ヶ平)

キレイだ。


なぜかガンコウランが円く茂っていたり、きっと紅葉の時期は見事なんだろうと思わせたり。


(姥ヶ平から茶臼岳を望む)

ロープウェーを使えばほとんど苦もなく来れる場所に、こんないい場所があったのか。


ひとしきり感心してから先へ進むと、

「ひようたん池」とな。しかも木道完備で200m。





行ってみましょう。

「ひようたん池」到着(地図⑥)。小さな池です。まだ半分凍ってます。生命の気配は無く、水は澄んでいるものの年季の入った色をしています。水の出入りもなく、毎年、凍ったり溶けたりを繰り返しているのでしょう。

(ひようたん池)

ひようたん池を後にして、帰路へ。沼原・三斗小屋分岐(地図⑦)を経由して、緩やかな斜面を下っていきます。途中、シロヤシオの林を抜ける場所があります。まだ蕾ですが、満開時にはさぞ壮観な眺めになるだろうと思われます。

沼原・茶臼分岐(地図⑧)を過ぎてしばらくして、13:40、沼原湿原到着。


(沼原湿原)


いわずもがな観光地です。とはいえ、この時期、しかも午後では、素人が見ても特に楽しいものはありません。唯一、クロサンショウウオの卵が注意を引く存在です。

(オオサンショウウオの卵)




那須岳と言えば、茶臼岳~朝日岳~三本槍岳となってしまい、白笹山~南月山はどちらかと言えばマイナーなコースになります。しかし、湿原、樹林帯、森林限界を超えた尾根歩き、お花畑を一度に楽しめる欲張りコースです。今回は時期を外していますが、シロヤシオやミネザクラの咲く頃、もう一度歩いてみたいコースです。

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